訪問診療について

診療メニューmenu

開業以来、認知症やがん末期の患者様など様々な方の診療を行ってまいりました。
在宅療養する上では治療に関することだけではなく、日常生活についてのあらゆる課題や不安を抱えていることを改めて実感しました。
当院では医師・看護師・社会福祉士などそれぞれの職種の特性を活かしながら患者様の課題解決・相談に乗れるような体制を整えております。

認知症

脳の機能障害による「物忘れ」の進行により、生活に支障が出てきている状態です。簡単な問診や心理検査、自宅での様子を総合的に検討した上で診断を行います。
うつ病

うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスなどを背景に、脳がうまく働かなくなっている状態です。精神療法や薬物療法を併用しながら治療に当たっていきます。
統合失調症

気持ちや考えがまとまりづらくなってしまう病気です。そのため気分や行動、人間関係などに影響が出てきます。
統合失調症には、健康なときにはなかった状態が表れる陽性症状(幻覚や妄想)と、健康なときにあったものが失われる陰性症状があります。薬物治療に加えて、社会的なサポートを利用する支援を行い日常生活を少しでも取り戻せるように治療に当たっていきます。
がん性疼痛

がんに関連したあらゆる痛みの総称です。がん自体（腫瘍の浸潤や増大、転移など）が直接の原因となる痛みやがん治療に伴って生じる痛み、その他精神的な痛みなどもございます。
薬物治療としては通常の痛み止めや医療麻薬、安定剤などもございますが、患者様の状況やご家族の考え方など多角的に考えた上で、治療に当たっていきます。
高血圧

安静時の血圧が上(収縮期血圧) 140mmHg, 下 (拡張期血圧)90mmHg以上となった状態です。血圧が高い状態が続くと、動脈硬化が進行し血管に関連した病気に罹る可能性が高くなります。
糖尿病

膵臓から分泌されるインスリンの作用不足により、慢性の高血糖を特徴とする代謝症候群です。血糖が高い状態が続くと、動脈硬化が進行し血管に関連した疾患に罹る可能性が高くなります。
脂質異常症

血液中の中性脂肪やいわゆる悪玉(LDL)コレステロールが高い、または善玉(HDL)コレステロールが低い状態をいいます。動脈硬化を促進するため、血管に関連した病気に罹る可能性が高くなります。
褥瘡

寝たきり状態によりできるいわゆる「床ずれ」です。特定の部位が体重による圧迫で血流障害を起こし、皮膚表面の剥離を起こします。栄養状態の改善や除圧などを行い治療に当たります。
骨粗鬆症

骨密度の低下により、骨折を起こしやすくなった状態です。加齢、栄養状態、運動習慣などが原因と考えられます。内服や定期的な注射剤の投与により治療にあたります。
心不全

心臓のポンプ機能が低下し、全身の臓器に必要な血流を送り出せなくなった状態です。息切れやむくみなどの症状が出ます。原因により治療法は異なりますが、利尿剤を使用することが多いです。
～以下の検査・処置が可能です～
- 血液検査、尿検査、インフルエンザ迅速検査
- 点滴・注射薬の投与
- CVポートを使用した、高カロリー輸液の投与
- 薬の処方や訪問可能な薬局の手配
- 膀胱留置カテーテルの管理

オンライン診療online

オンライン問診

疾患ごとに設定される定型項目に沿って、問診を行います。必要な情報を効率よく把握することができ、質の高い医療を提供することが出来ます。

オンライン診察

予約時刻を目安に医師が発信します。患者様はインストールしていただいたアプリを開き診療を開始します。

診察圏area

当クリニックを中心に
16km圏内を診療圏として、
その範囲にお住まいの方が対象となります。
地図の赤の円が目安となっておりますので、
ご確認の上、ご相談ください。

【全域対応エリア】 ■埼玉県：さいたま市(※大宮区一部地域を除く)、川口市、越谷市、草加市、八潮市、戸田市、蕨市、松伏町、吉川市

【一部対応エリア】■埼玉県：朝霞市、上尾市、春日部市、志木市、蓮田市、富士見市、三郷市、和光市

■千葉県：流山市、野田市

■東京都：足立区、荒川区、板橋区、葛飾区、北区、豊島区

訪問診療の流れflow

まずは、当院にご連絡ください。電話・FAXまたはメールにて受け付けております。
ご自宅に、医師が伺い診察を行います。現在の病状や介護度合い、生活状況などを確認させていただき、今後の治療計画を立てます。
計画書をもとにして、今後のスケジュールを確認したうえでご契約となります。
通常、月2回の定期的な訪問診療を行います。病状に応じて、訪問回数を調整いたします。緊急対応が必要な場合には、追加の往診を行います。

訪問診療の
対象となる方case

・通院が困難

・認知症で精神症状が不安定

・入院中だが自宅で療養生活を送りたい

・寝たきり生活を送っている

・ご家族にかかる介護負担を軽減したい

・排泄や食事などに人の介助が必要

・退院後の療養生活が心配

・自宅でお看取りをしていきたい

診察料medical fee

ご自宅で在宅医療を受けられる場合
1ヵ月あたり：約7,000円
(自己負担割合が1割負担/月2回の訪問診療・処方箋の発行を受けた場合)

施設で在宅医療を受けられる場合
1ヵ月あたり：約2,000～7,000円
(自己負担割合が1割負担/月2回の訪問診療・処方箋の発行を受けた場合) ※施設の種類や1度に診察出来る人数によって異なります。

＊検査や処置、電話相談、往診などを行った場合は所定の費用が上記に加算されます。
＊患者様の重症度や症状により別途費用が掛かる場合があります。

外来診療についてoutpatient

一般内科 (風邪、急性胃腸炎、インフルエンザ、アレルギー、膀胱炎、高血圧、糖尿病、高脂血症等)・精神科を中心として治療を行っています。

その他、神経症～軽度・中等度のうつ病、睡眠障害等の精神的な相談にも対応することができます。
治療期間中、必要に応じて社会福祉サービスの情報提供や診断書の発行も対応可能です。また、専門性の高い検査や治療が必要な場合には、適宜他院を紹介させていただきます。

内科・精神科

一般内科 (風邪、急性胃腸炎、インフルエンザ、アレルギー、膀胱炎、高血圧症、糖尿病、高脂血症等)・精神科を中心として治療を行っていきます。血液検査など簡単な検査にも対応してます。
予防接種

インフルエンザや肺炎球菌等の予防接種を適宜対応させていただきます。
メンタルヘルス相談

神経症～軽度・中等度のうつ病、睡眠障害等の精神的な相談にも対応することが出来ます。治療期間中、必要に応じて社会福祉サービスの情報提供、診断書の発行等対応することも可能です。